今話題の髪を修復しながら、ストレートにしてくれる酸熱トリートメント。前回の記事では、酸熱トリートメントの仕組みや、メリットについて解説させていただきました。
ですが、良いことだけではないのも事実です。そこで今回は、酸熱トリートメントのデメリットや注意点についてご紹介していきます。
酸熱トリートメントのデメリットって何?
酸熱トリートメントの代表的なデメリット(注意点)として挙げられるのは大きく3点あります。それは、酸熱トリートメント特有の香り、美容師の技術により仕上がりに差が出ること、効果に個人差があるという点です。
酸熱トリートメント特有の香り
みなさん美容院でパーマやカラーなどを行った際に、独特の香りを感じたことがあると思います。酸熱トリートメントでも、薬剤とトリートメントを付けて時間を置くので、ある程度の香りが残ってしまうケースがあります。個人差はありますが、1日~1週間ほど香りが残ることもありますのでご注意ください。
酸熱トリートメントの香りは、髪の毛が乾いている状態ではあまり感じず、濡れている状態の時に強くなるのが特徴です。
酸熱トリートメントは美容師の技術の差が仕上がりに影響する
酸熱トリートメントも、パーマやカラー、縮毛矯正などと同様に施術する美容師の技術を必要とします。その技術力に応じて大きく差が出てしまいます。
ですが、酸熱トリートメントの技術が高い、低いなんてことを見極めるにも実際に施術されないとわからないですよね?ですのでひとつの見分け方として、酸熱トリートメントを大きく打ち出している美容院などを選ぶと良いでしょう。
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酸熱トリートメントの効果には個人差がある
酸熱トリートメントというのは、その人の髪質によって効果の現れ方が異なります。例をあげるなら、パーマがかかりやすい、かかりにくいだったり、ブリーチをした際の色の抜け方に個人差があるように、酸熱トリートメントでもその効果が出やすい髪質と出にくい髪質や髪の状態があります。
効果が出やすいとされている一例ですが、細くて柔らかい髪質の方や、すでに傷んでいる髪の状態の方と言われています。
酸熱トリートメントは施術後がとても大切
酸熱トリートメントは実際に施術を行った後のケアがとても大切です。ここで間違ったことなどを行ってしまうと、せっかく酸熱トリートメントで補修、強化された髪が元の状態に戻ってしまう…なんてケースもあります。では実際にどのようなことに気をつけたらいいのか、施術後のシャンプーは?アイロンやカラーはしていいの?など様々な疑問点について、解説していきます。
プールや海は極力避ける
プールや海に多く含まれている成分で、塩素や塩水などのいわゆるアルカリ性の成分が含まれているため、酸性である酸熱トリートメントとの相性は最悪です。できれば1週間以上は空けたほうが良いとされています。
アイロンは少し時間をあけて、普段より低温で
アイロンをする際はできれば2日間ほどはあけたのち、普段より低温で設定して行うと良いでしょう。アイロンの熱は髪の毛に直接ダメージを与えてしまいます。温度の目安は150度以下を目安にしましょう。
施術した日はシャンプーNG
酸熱トリートメントを行ってから24時間はシャンプー避けてください。理由としては酸熱トリートメントにより固定した結合がまた緩んでしまうからです。結合が安定するまでは髪に刺激は与えずにしておくことが大切です。
酸熱トリートメントとカラーとの相性は?
酸熱トリートメントとヘアカラーの相性についてですが、単刀直入に申しますとあまりよくないのが事実です。
なぜなら先ほども説明した通り、酸熱トリートメントは「酸性」で、カラー剤というのは「アルカリ性」だからです。この2つの成分は互いの良さを打ち消しあう性質を持っていますので、極力同じタイミングで行うことは避けたほうが良いとされています。
特にアッシュ系との相性はあまり良くないので注意…
酸熱トリートメントとカラー剤の相性は基本的に良くありませんが、特にアッシュ系の色との相性が悪いので、注意してください。
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